沖縄県の外国人対応サポートの現状
   

 沖縄県の外国語対応サポートの現状

沖縄県の外国人観光客数は年々増加の一途をたどっていますが、その一方で、県内における外国語の対応サポートは、いまだ十分とはいえない状況が続いています。




「言語対応能力の不足」は沖縄のみならず、日本全国で課題となっています。

たとえば、神奈川県のレポート《外国人観光客誘致に向けての今後の推進方向》でも【県内の訪問先と満足度】の中で「満足しなかった点としては、案内標識等の外国語表示の不足、宿泊施設や訪問地で言葉が通じないといった言語対応能力の不足」と述べられています。

その他の自治体の外国人観光客誘致に関するレポートでも同様に「言語対応能力の不足」が課題のトップに挙げられています。



外国人観光客はツアーの日程通りに観光名所を巡るだけでは満足しません。

ホテルに到着した後は街に出掛け、地元の文化や民芸品を見聞きし、気に入った品物があればショッピングもしたいし、レストラン・飲食店で地元料理も楽しみたいというニーズもあります。

また、日本のサービスについても、非常に高い関心が寄せられています。

たとえば最近では、日本の美容室を目当てに来られる外国人観光客の方も増えています。

ところが、こうしたニーズがあっても、外国語に対応できるサポート環境が整っていなければ、お店のスタッフの方々も尻込みしてしまうでしょうし、スムーズな接客ができなくなれば、他のお客様に対するサービスにも影響が出てしまうかもしれません。



そして、外国人の方々が、せっかく商品を購入したり、サービスを受けようと来店されても、自国の言葉が通じないどころか、世界の共通語と言われる英語すらも通じない・・・・・。

日本人は親切だし、おもてなしの心も素晴らしいと思うけど、観光地なのにどうして英語すらも通じないの?という不満を持たれるのは大変残念なことです。



このような実情があるなか、『テレビde通訳』は、外国人の方々のあいだでもかなり認知されてきております。

『こうしたサービスやサポートがあれば、自国の言葉や英語が通じるので安心してお店に行けるし、気軽に質問したり、お店の人とコミュニケーションが取れるのでうれしい、という声も多く寄せられております。

お店のスタッフの方々も、外国人の方々に対して、スムーズな対応ができるようになるため、ストレスのない接客ができるようになります。

『テレビde通訳』を活用することで、『言葉の壁』は克服できます。

大切なのは、それ以外のところ、たとえば日本と外国のマナーや文化の違いを知り、外国人の方にどう接するか、『どのように外国人のお客様を理解し、言葉を超えたコミュニケーションを心がけていくか』といったことが大切になってきます。

いちどファンになってくださった外国人の方は、沖縄に来られるたびにリピートしてくださる方も少なくありませんし、フェイスブックやツイッターなどで情報交換したり、自分がサービスを受けた際の感想を書き込んだりするので、それは結果として多くの外国人の方々にアピールできる機会にもつながります。

沖縄は国際都市として、また世界でも有数なリゾート地として、今後も多くの外国人観光客の方々をお迎えすることになるでしょう。

この機会に、外国人の受け入れ体制を整えるための第一歩を踏み出してみませんか?